たったの39分という短いDVDだが、アーティスト・パフォーマーとしてのマイケルの偉大さが痛いほど伝わり、何度も観たくなるDVD。
このDVDはPVを集めたものではない。第三者がマイケル・ジャクソンを語るドキュメンタリーDVDだ。
マイケルが他のミュージシャンやクリエイターに与えた影響の大きさが分かるDVDだ。
インタビューを受けたメンバーは大御所や有名アーティストばかり。
幼い頃からのマイケルを知る人や、子供の頃にマイケルに影響を受けて自分もミュージシャンになった人など。
インタビューを受けた人物
ビヨンセ(Beyonce)<歌手・女優・元デスティニーズ・チャイルドのメンバー>
『マイケルがいなければ私は歌っていなかったわ』
アイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)
『マイケルには大きな影響力があった』
ワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)
『やり方がユニークだ』
ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)<音楽プロデューサー・ファッションデザイナー・プロデュースチームザ・ネプチューンズと音楽グループN*E*R*Dのメンバー>
『誰も真似できない』
ディック・クラーク(Dick Clark)<司会/プロデューサー>
『人を驚かせる才能がある』
クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)
『個性的なアプローチだ』
カーソン・デイリー(Carson Daly)<司会/プロデューサー>
『彼に近づいた人はまだいない』
ミッシー・エリオット(Missy Elliott)<ラッパー>
『彼は今でもホットよ』
シャギー(Shaggy)<アーティスト>
ジョージ・クリントン(George Clinton)<アーティスト>
ジル・スコット(Jill Scott)<歌手/詩人>
セイヴィオン・グローヴァー(Savion Glover)<ダンサー/振付師>
メアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)<アーティスト>
ラファエル・サディーク(Paphael Saadiq)<アーティスト>
スティーヴン・アイボリー(Steven Ivory)<音楽評論家>
上記のアーティスト達が、下記の「チャプターリスト」に掲載しているマイケルの曲について、1曲1曲、想い出や当時の状況、今に与える影響などを語っている。
チャプターリスト
1,Part Ⅰ
・Ben(ベンのテーマ)
・Rock With You(ロック・ウィズ・ユー)
・Don't Stop 'Til You Get Enough(今夜はドント・ストップ)
ビヨンセが『Rock With Youが一番好き』と良いながら、マイケルのセクシーな歌い方を真似て歌う姿が印象的です。
非常にうれしそうな顔をして喋るビヨンセを観ていると、マイケルに憧れて尊敬して、そしてマイケルのことが大好きなのが伝わってきます。
また、「Don't Stop 'Til You Get Enough(今夜はドント・ストップ)」についてファレル・ウィリアムスはこう語る。
『女を口説くならマイケルだ』
2,Part Ⅱ
・Billie Jean(ビリー・ジーン)
・Beat It(今夜はビート・イット)
・Thriller(スリラー)
「モータウン25」での「Billie Jean(ビリー・ジーン)」は誰にとっても強烈なインパクトがあったようです。マイケルのきらびやかなグローブ(手袋)もここではじめて使われたとか。
ワイクリフ・ジョンはこう語る。
『男でも女でも、マイケル・ジャクソンにハマって当たり前だった』
音楽評論家のスティーヴン・アイボリーは次のように語る。
『スモーキー・ロビンソン、フォー・トップス、スプリームス。彼ら全員がマイケルを見てこう感じたようだ。”君の時代がきた”と。』
「Beat It(今夜はビート・イット)」といえば、マイケルが着ていた赤いジャケットが強烈なインパクトを持っていました。
『あの赤いジャケット。あれを着ていないと街を歩けなかった。私も持っていたわ。』
(メアリー・J・ブライジ)
『みんなジャケットを持っていた』
(ビヨンセ)
『どんなに治安の悪いスラム街でも、あれを着ている奴がいた』
(ワイクリフ・ジョン)
スリラーのPV(ミュージックビデオ)は14分で当時としては前代未聞の長さであり、世の中に強烈なインパクトを与える内容だ。
『スリラーを見るために友達と学校をサボった。』
(メアリー・J・ブライジ)
『マイケルのビデオを見るときは録画の用意をして友達とテレビの前に集まったよ。テレビで放送される一大イベントだ。他のテレビ番組を見るのとは違う。』
(カーソン・デイリー)
『どんなにお金をかけても、マイケルにはかなわない』
(シャギー)
3,Part Ⅲ
・Bad(バッド)
・Dirty Dianna(ダーティ・ダイアナ)
このチャプターでは、アーティストとしてのマイケル・ジャクソンを同じアーティスト達がいかに尊敬しているかが分かる内容となっている。
『音楽を学ぶのに一番いい教材はマイケル・ジャクソンよ』
(ジル・スコット)
『ミュージシャンのバイブルだ』
(ワイクリフ・ジョン)
『エンターテイメントのレベルを上げた』
(アイザック・ヘイズ)
『流れを作り、レベルを上げた』
(シャギー)
『彼の基準はとても高かった。彼が持っていたアイデアを超えるビデオは今でもあまり見られない』
(カーソン・デイリー)
『”セレブ”は一般的になったが、マイケルは特別だ。マイケルの真似は誰もできない。』
(ファレル・ウィリアムス)
4,Part Ⅳ
・Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)
・Black Or White(ブラック・オア・ホワイト)
・One More Chance(ワン・モア・チャンス)
「Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)」の歌詞にも表れているように、マイケルは慈善活動にも非常に力を入れていた。
アイザック・ヘイズはそんなマイケルのことを次のように語る。
『エルヴィス・プレスリーやビートルズのようなアイコンはいたが、マイケルには大きな影響力があった。マイケルの魅力は人道主義者なこと。彼は世界中の人のために尽力した。多くの愛を与えた。繊細な青年だ。彼は世界を変えたんだ。』
「One More Chance(ワン・モア・チャンス)」はかなりの名曲だ。
過去にシングルCDが出たが、現在は絶版になっている。
One More Chance
Michael Jackson
しかし、下記の2枚のアルバムで「One More Chance(ワン・モア・チャンス)」を聞くことができる。
Amazonで試聴できるので、聞いてみて欲しい。
NUMBER ONES
マイケル・ジャクソン
エッセンシャル・マイケル・ジャクソン
マイケル・ジャクソン
と、まぁ、こんな内容だが、ここに掲載したのは、このDVDのほんの一部だ。
DVD「ザ・ワン」の良いところは、他のDVDにはないマイケルの姿が観られるところだ。
たとえば、スタジオで曲の収録中にマイケルが踊っているシーンなんて、私が一番好きなシーンだ。
なんだか、観ていてニヤけてきてしまうほどカッコイイ。
また、インタビューをされた人たち全員が、すごく嬉しそうな顔をしてマイケルについて語るのが非常に印象的だ。
マイケルの本当の顔、アーティストとしての本当の顔を知りたい人はぜひ見ておきたいDVDだ。
ザ・ワン [DVD]
マイケル・ジャクソン
↑実は、マイケルのDVDの中で、私が一番繰り返し観ているのがこのDVDだったりします。
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